【年末の悲劇】元旦にエンジンがかからない!?北九州の冬、バッテリー上がりが急増する理由と「3つの危険サイン」2025.12.15
こんにちは、北九州の板金塗装専門店、**K-Craft(ケークラフト)**です。
12月も中旬を過ぎ、朝布団から出るのが辛い季節になりましたね。 実は、人間と同じように、車(バッテリー)も寒さが大の苦手だということをご存知でしょうか?
JAF(日本自動車連盟)のデータによると、年末年始の救援依頼で圧倒的No.1なのが**「バッテリー上がり」**です。
「せっかくの元旦、初売りに行こうとしたらエンジンがかからない…」 「帰省先で車が動かなくなって、レッカー待ちで数時間…」
そんな「年末の悲劇」を避けるために、今すぐ確認してほしいバッテリーの寿命サインについてお話しします。
1. なぜ冬はバッテリーが上がりやすいの?
「ライトを消し忘れたわけでもないのに、急に上がった」 冬場は、そんなケースが多発します。理由は主に2つあります。
① 化学反応が鈍くなる
バッテリーは内部の化学反応で電気を作っています。気温が下がると、この化学反応が鈍くなり、本来の性能の80%以下しか力が出せなくなります。 古いバッテリーだと、さらに能力が落ちてエンジンを回せなくなってしまうのです。
② 電気をたくさん使う
冬は、暖房(エアコン)、シートヒーター、リアデフォッガー(曇り止め)、長時間点灯するヘッドライトなど、電気の消費量が夏場と同じくらい激増します。 「発電する力」が弱っているのに「使う量」が増えるため、バッテリーが過労死してしまうのです。
2. 見逃さないで!バッテリーからの「3つのSOS」
バッテリーは突然死することもありますが、多くの場合、事前にサインを出しています。 最近、愛車にこんな症状はありませんか?
危険度★☆☆:パワーウィンドウの動きが遅い
窓を開け閉めする時、なんとなく動きが重かったり、遅かったりしませんか?電力が弱っている初期症状です。
危険度★★☆:ヘッドライトが暗い(アクセルで変わる)
信号待ちで停車している時、ライトが少し暗くなり、アクセルを踏むと明るくなる場合。バッテリーが弱り、エンジンの回転(発電機)に頼っている証拠です。
危険度★★★:エンジンのかかりが悪い
朝一番、キーを回した(ボタンを押した)時、「キュルキュル…」という音がいつもより長く続いたり、重苦しい音がしたりする場合。 これは末期症状です。 次の朝にはもう、エンジンがかからないかもしれません。
3. 意外な落とし穴「タイヤの空気圧」も冬は下がる
バッテリーと合わせて注意したいのが**「タイヤの空気圧」**です。
空気は冷やされると収縮します。 そのため、夏や秋に入れた空気圧のままだと、冬には自然と圧が下がり、**「空気圧不足」**になっている車が非常に多いです。
- 燃費が悪くなる
- タイヤが偏って減る
- スリップしやすくなる
ガソリンスタンドでもチェックできますが、プロの目で見ると「ゴムのひび割れ」や「釘刺さり」なども同時に発見できます。
4. 年越し前に「無料点検」で安心を手に入れよう
「自分の車のバッテリー、いつ変えたっけ?」 もし2年以上交換していない、または上記のサインに心当たりがあるなら、年内に一度点検を受けてください。
K-Craftでは、板金塗装のついでに、バッテリー電圧チェックやタイヤ空気圧調整などの簡易点検も可能です。
年末ギリギリになると、交換用のバッテリー在庫がなくなってしまうこともあります。 「怪しいな」と思ったら、今週中にご相談いただくのがベストです!
まとめ:備えあれば憂いなし!
楽しいお正月を台無しにしないために。
- エンジンの「かかり」に違和感がないか確認する
- タイヤの空気が減っていないか見る
- 不安なら、プロに見てもらう
K-Craftは、皆様がトラブルなく新年を迎えられるよう、全力でサポートいたします。 キズの修理も、メンテナンスのご相談も、お早めにどうぞ!




