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待って!福岡で板金塗装にリビルトパーツを持ち込む前の注意点|保証は?工賃は割高?2025.10.24

福岡で車の修理代を抑えたいと「リビルトパーツの持ち込み」を考えていませんか?一見、賢い節約術ですが、実は「工賃が割高」「保証対象外」となるリスクも。この記事では、福岡の板金塗装でリビルトパーツの持ち込みを成功させる秘訣と、賢い工場の選び方をプロが解説します。

なぜ?福岡の板金塗装工場がリビルトパーツの持ち込みを嫌がる3つの理由

1. 部品の品質と適合性に責任が持てない

工場側にとって最大のリスクは、お客様が持ち込んだリビルトパーツの品質です。リビルトパーツは中古部品を再生したものですが、その品質は業者によって様々です。万が一、パーツが車体にうまく適合しない(チリが合わない)、あるいは塗装後に不具合が出た場合、それが「パーツの問題」なのか「作業(板金塗装)の問題」なのかの切り分けが非常に困難になります。多くの工場は、自社で品質を担保できない部品を使った作業を敬遠する傾向にあります。特に外車(輸入車)の板金塗装の場合、パーツの適合性がシビアなため、持ち込みを断られるケースはさらに増えるでしょう。

2. 持ち込み部品からの利益(マージン)がない

自動車修理工場や板金塗装工場の多くは、部品代にも一定のマージン(利益)を設定して経営を成り立たせています。お客様が部品を直接持ち込むと、工場側は「作業工賃」しか売上を立てられなくなります。もし持ち込みを歓迎する工場があったとしても、その減少する利益を補填するため、通常の工賃よりも「持ち込み工賃」として割高な料金設定にしている場合があります。福岡県内で「持ち込みOK」と謳っていても、総額の見積もりを取ったら、結局工場に任せた場合と費用が変わらなかった、というケースも少なくありません。

3. 作業後の保証(ワランティ)問題

通常、板金塗装の修理には「作業保証」が付帯します。例えば「塗装が1年以内に剥がれてきた」といった場合、無償で再修理するのが一般的です。しかし、リビルトパーツを持ち込んだ場合、この保証の範囲が曖昧になります。塗装の剥がれが「パーツの品質(下地処理の甘さなど)」に起因するのか、それとも「塗装作業」に起因するのか不明確なため、工場側は「持ち込み部品を使用した箇所の作業保証は一切できません」というスタンスを取ることが多いのです。修理費用を抑えたつもりが、短期でトラブルが再発し、結局高くつくリスクを抱えることになります。

「持ち込みOK」な福岡の板金塗装工場を見つける方法と交渉術

1. 持ち込み対応の可否を事前に電話・メールで確認する

いきなり車とリビルトパーツを持ち込むのはNGです。まずは、福岡市や北九州市など、お住まいの地域で「板金塗装 持ち込み 福岡」「リビルトパーツ 歓迎」といったキーワードで工場を検索し、ヒットした工場のウェブサイトを確認します。その上で、必ず電話や問い合わせフォームから「リビルトパーツ(例:リビルトのバンパー)を持ち込んで板金塗装をお願いしたいが可能か?」と事前に確認しましょう。この時点で、工賃が割高になる可能性や、保証の有無についても正直に聞いてしまうのが早道です。誠実に対応してくれる工場を見極める第一歩となります。

2. 地元の独立系・小規模工場に相談してみる

大手チェーン店やディーラーは、規定(レギュレーション)が厳しく、持ち込みを原則禁止している場合がほとんどです。狙い目は、地域密着で長年営業している独立系の板金塗装工場です。こうした工場は、経営者の裁量で柔軟に対応してくれる可能性があります。「費用を抑えたい」というこちらの事情を正直に話し、懇意にしている部品商から同等のリビルトパーツを仕入れてもらえないか、と「相談ベース」で持ちかけるのも一つの手です。これなら工場側も品質を担保でき、WIN-WINの関係を築きやすくなります。

3. 「塗装済みリビルトパーツ」を活用する

バンパーやドアミラーなど、比較的交換が容易なパーツであれば、「塗装済みリビルトパーツ」の活用も視野に入れましょう。これは、あらかじめ指定したカラーコードで塗装された状態で届くリビルト品です。福岡県内にもこうしたパーツを扱う業者が存在します。これなら板金塗装工場の「塗装」作業を最小限にできるため、持ち込みのハードルが下がることがあります。ただし、現車との微妙な色合いの差(色ブレ)が出るリスクは承知しておく必要があります。新車同様の完璧な仕上がりを求める場合には不向きな方法です。

持ち込みの前に知るべき!リビルトパーツ活用の賢い選択

1. メリット:総費用を抑えられる可能性

リビルトパーツ持ち込みの最大のメリットは、やはり「費用」です。特にバンパー修理やドア交換など、部品代が高額になりがちな修理において、リビルトパーツを安く仕入れられれば、工賃が多少割高になったとしても、新品部品で修理するより総額を抑えられる可能性は十分にあります。重要なのは、目先の部品代だけでなく「部品代+工賃+消費税」のトータルコストで比較することです。複数の工場から見積もりを取り、総額で判断する冷静さが求められます。

2. デメリット:品質のバラツキと保証リスク

リビルトパーツのデメリットは、前述の通り「品質のバラツキ」と「保証が効かないリスク」です。見た目は綺麗でも、下地処理が甘かったり、再生ベースの部品(コア)の状態が悪かったりすることもあります。信頼できるリビルト業者から購入することが大前提となります。また、万が一の際に保証が効かないことを許容できるか、自分の価値観と照らし合わせる必要があります。安全性に直結する足回りやブレーキ関連の部品では、持ち込みやリビルト品の使用自体を避けるべきでしょう。

3. 最適解:「工場経由」でリビルトパーツを使ってもらう

最も賢く、リスクが少ない方法は、「リビルトパーツを使いたい」と工場に直接リクエストすることです。持ち込みに固執せず、「福岡で板金塗装をお願いしたいが、費用を抑えるためにリビルトパーツでの修理を提案してほしい」と伝えましょう。優良な工場であれば、独自のルートで品質が保証されたリビルトパーツ(または中古部品)を探し出し、それを使った場合の「保証付きの見積もり」を作成してくれます。これこそが、費用と品質、保証のバランスが取れた最適解と言えるでしょう。

まとめ:福岡で賢くリビルトパーツを活用し、納得の板金塗装を

福岡で板金塗装にリビルトパーツを持ち込むことは、費用を抑える魅力的な選択肢ですが、「工賃割高」や「保証対象外」といったリスクも伴います。これらのリスクを理解せず安易に持ち込むと、かえって損をする可能性もあります。 最も賢明な方法は、持ち込みにこだわらず、最初から「リビルトパーツを使って修理したい」と福岡の信頼できる工場に相談することです。あなたの要望を親身に聞いてくれる工場を見つけ、費用と品質の両方で納得のいく自動車修理を実現しましょう。



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