【緊急】そのスプレー缶、ちょっと待った!北九州の冬、素人が「DIY塗装」で99%失敗する理由と「安物買い」の代償2026.01.30
こんにちは、北九州の板金塗装専門店、**K-Craft(ケークラフト)**です。
本日1月30日(金)。 いよいよ1月も終わりですね。「行く1月、逃げる2月」と言われるように、あっという間に時間が過ぎていきます。 北九州は今日も冷え込んでいますが、皆様、風邪など引かれていませんか?
さて、月末ということもあり、 「車のキズを直したいけど、出費は抑えたい…」 「ホームセンターでスプレー缶を買って、今度の土日に自分で直してみようかな?」 と考えているお客様もいらっしゃるかもしれません。
もしそうなら、プロとして、そして皆様のお財布を守る味方として、心を鬼にして言わせてください。
今の時期、屋外でのDIY塗装(スプレー補修)は、絶対にやめてください!!
今回は、なぜ冬のDIY修理が**「99%失敗する」と言い切れるのか。 そして、失敗した後に待っている「悲惨なリカバリー作業」**について、技術的な視点から詳しく解説します。
1. 塗装にとって「寒さ」は最大の敵
私たちプロの職人は、気温や湿度に非常に敏感です。 なぜなら、自動車用の塗料(ペンキ)はデリケートな化学製品であり、**「気温10℃以下」**になると、まともに性能を発揮しなくなるからです。
北九州の今の気温(5℃〜10℃前後)で、何の設備もない屋外でスプレーを吹くと、こんな「3重苦」が待っています。
① 「霧」にならずに「雨」になる(ガス圧低下)
スプレー缶の中に入っているガスは、寒いと圧力が極端に下がります。 夏なら「プシューッ!」と微細な霧(ミスト)が出るのが、冬だと**「ボタボタ…」と大きな粒**になって飛び散ります。
これを車に吹き付けると、表面が滑らかにならず、ミカンの皮のようにデコボコした**「ゆず肌」**という状態になります。これではツヤなど絶対に出ません。
② 塗料がネバネバになる(粘度上昇)
マニキュアやチョコを想像してください。寒いと液体はドロドロに硬くなりますよね? 塗料も同じです。粘度が高くなると、塗装面で綺麗に広がらず、ムラになります。 さらに、シンナーが蒸発(乾燥)しないため、いつまでもベタベタした液体のままで重力に負け、ダラーッと垂れてくる**「液垂れ」**が発生します。
③ 湿気で白くなる(かぶり現象・白化)
これが一番怖いです。 スプレーを吹くと気化熱で缶や塗装面が急激に冷やされ、空気中の水分(結露)を取り込んでしまいます。 すると、透明なはずのクリア塗装が、牛乳をこぼしたように**「真っ白に濁る(白化・かぶり)」**現象が起きます。 こうなると、もう乾燥させても透明には戻りません。
2. 「失敗したやつ」を直すのが一番高い!
K-Craftに持ち込まれる修理の中で、実は一番大変で、お客様にとって**「損」になってしまうのが、「DIYで失敗した後のリカバリー修理」**なんです。
通常なら「下地処理→塗装」の2ステップで済むところが、失敗作を持ち込まれると工程が増えます。
- 剥離作業: お客様が塗ったボコボコの塗料を、シンナーやペーパーを使って**「全て」削り落とさなければなりません**。
- 下地修正: 削りすぎて鉄板が出たり、パテが波打っているのを平らに直します。
- 再塗装: ここでやっと、本来の塗装作業に入れます。
つまり、**「余計な剥離作業の工賃」が上乗せされてしまうのです。 数千円のスプレー代をケチった結果、最終的にプロに頼むことになり、しかも通常より高くなってしまう…。 これぞまさに「安物買いの銭失い」**です。
3. 冬にやっていいDIYは「タッチペン」だけ
「じゃあ、冬の間は何もできないの?」 と思われるかもしれませんが、唯一OKなDIYがあります。
それは、「タッチペン(筆塗り)」によるサビ止めです。
スプレーのように「綺麗に直す」ことはできませんが、飛び石などの小さな点キズに、筆でチョンチョンと塗料を乗せて、**「鉄板を空気から遮断する(サビを防ぐ)」**ことだけを目的にするなら、冬でも有効です。
ただし、**「広範囲を塗る」「スプレーを吹く」**のは、春になって気温が20℃を超えるまで我慢してください。
4. プロはなぜ冬でも綺麗に直せるの?
私たちK-Craftが、真冬でも新車同様のピカピカな仕上がりを提供できる理由。 それは、腕が良いのはもちろんですが(笑)、**「環境」**が全く違うからです。
- 塗装専用ブース: 巨大なヒーターで部屋ごと温め、真夏と同じ気温を作り出します。
- 塗料の温度管理: スプレーガンや塗料自体も適切な温度に温めています。
- 遠赤外線ヒーター: 塗装後は、内側から強力に焼き付けることで、短時間でカチコチに硬化させます。
この環境があるからこそ、天候に左右されずに完璧な修理ができるのです。
まとめ:そのスプレー缶、使う前にご相談を!
もし、ホームセンターでスプレー缶をカゴに入れそうになったら、一度冷静になってください。 その数千円、無駄になる確率が非常に高いです。
「DIYでやるか迷ってるんだけど、プロに頼んだらいくら?」 「このキズ、タッチペンだけで誤魔化せるかな?」
そんなご相談でも構いません。失敗して後悔する前に、まずは写真を送ってください。 プロの視点で、最もコスパの良い方法をアドバイスいたします。
1月最終日も、安全運転でいきましょう!
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