【師走の魔物】なぜ12月は事故また事故なのか?北九州の板金屋が教える「年末の愛車を守る」5つの自衛策2025.12.18
こんにちは、北九州の板金塗装専門店、**K-Craft(ケークラフト)**です。
本日、12月18日。今年も残り2週間を切りました。 街はクリスマスや年末の準備で賑わい、どこへ行っても車、車、車…。
私たち板金塗装の現場にいると、この時期、肌で感じることがあります。 それは、**「痛々しい事故のご相談が、明らかに増えている」**ということです。
警察庁の統計でも、12月は1年間で最も交通事故件数が多い月とされています。 「師走(しわす)」という言葉通り、普段は落ち着いている方でも、なぜかこの時期だけは「魔物」に取り憑かれたように事故に遭ってしまうのです。
今回は、皆様が笑顔でお正月を迎えられるよう、**板金屋だからこそ分かる「年末特有の事故パターン」と、それを回避する「5つの自衛策」**を長文で徹底解説します。
1. なぜ12月だけ、こんなに事故るのか?3つの要因
冬の事故といえば「スリップ」を思い浮かべますが、北九州の市街地における12月の事故原因は、もっと「心理的」なものです。
① 「焦り」が生む判断ミス
「年内に仕事を片付けなきゃ」「銀行に行かなきゃ」「クリスマスの買い出しが…」 誰もが時間に追われています。普段なら待てる黄色信号で突っ込んだり、確認不足で車線変更をしたり。この「あと数秒」を惜しむ焦りが、大きな修理代に変わります。
② 「サンデードライバー」の増加
年末は、普段運転しない方や、帰省で慣れない道を走る車が急増します。 ウインカーを出さずに曲がってきたり、急ブレーキを踏んだり…予測不能な動きをする車が多いのも12月の特徴です。
③ 「魔の時間帯」17時〜19時
先日も記事にしましたが、日没が早いため、夕方の買い物帰りの時間帯は真っ暗です。 仕事帰りの疲れと視界の悪さが重なり、歩行者や自転車との接触リスクが最大化します。
【内部リンク:前回の記事「ヘッドライトの黄ばみ対策」はこちら】
2. 北九州で特に注意!「駐車場」は戦場だと思え
板金屋として特に注意喚起したいのが、ショッピングモールやスーパーの駐車場です。 年末のイオンやリバーウォーク、コストコなどの駐車場は、まさに戦場です。
よくある「年末の駐車場事故」
- ドアパンチ: 狭いスペースに無理やり停められ、隣の車のドアをぶつけられる。
- バック事故: 駐車スペースを探すことに夢中で、後方の車やポールに激突。
- ショートカット: 混雑を抜けようとして、枠線を無視して斜めに横切り、接触。
これらは大きな怪我こそありませんが、**「愛車に消えないキズ」**を残し、精神的なダメージを与えます。
3. 愛車を守る!プロが実践する「5つの自衛策」
では、この危険な12月を無傷で乗り切るために、今日からできる具体的な対策をご紹介します。
① 「入り口近く」には停めない(急がば回れ)
お店の入り口に近い場所は、誰もが停めたがる激戦区です。車の出入りが激しく、ドアパンチのリスクも跳ね上がります。 少し歩くことになっても、**「屋上の端」や「入り口から遠い場所」**に停めるのが、愛車を守る鉄則です。
② 車間距離を「普段の1.5倍」空ける
前の車が急ブレーキを踏むかもしれません。バッテリー上がりで急に止まるかもしれません。 「何かあっても止まれる距離」を確保することは、自分を守る最大の防御です。
③ 「だろう運転」を捨てる
「相手が止まってくれるだろう」「歩行者はいないだろう」 年末は、この予測がことごとく裏切られます。「飛び出してくるかもしれない(かもしれない運転)」への切り替えを、今一度意識してください。
④ 早めのライト点灯(トワイライト・オン)
16時を過ぎたら、迷わずライトを点けましょう。 これは「自分が見るため」ではなく、**「周りに自分の存在を知らせるため」**です。事故をもらう確率をグッと下げることができます。
⑤ 気持ちに「5分の余裕」を持つ
これが一番難しいですが、一番効果的です。 「約束の時間に遅れそう」という時こそ、深呼吸を。事故処理にかかる数時間(あるいは数週間)に比べれば、5分の遅刻なんてちっぽけなものです。
4. それでも「ガリッ」とやってしまったら…
どんなに気をつけていても、事故や自損(こすり傷)は起きてしまうことがあります。 もし、運悪くキズをつけてしまった場合でも、絶対に諦めないでK-Craftにご相談ください。
「年内修理」は難しいかもしれませんが…
正直にお伝えすると、12月18日現在、年内の本格的な板金修理(部品交換を伴うものなど)は、スケジュールの空きが非常に少なくなっております。
しかし! 「とりあえずサビないように応急処置だけしてほしい」 「目立たないようにタッチアップ(筆塗り)だけしたい」 「年明け一番で修理できるように予約を入れておきたい」
こういったご相談には、全力で対応させていただきます。 キズついたままお正月を迎えるのは辛いものです。プロの磨きで「思ったより目立たなくなった!」と喜んでいただけるケースも多々あります。
まとめ:無事故で笑顔の新年を!
12月の事故は、お財布だけでなく、楽しい年末年始の気分まで台無しにしてしまいます。
- 駐車場では遠くに停める
- ライトは早めに点ける
- もしキズついても、K-Craftがついている
このブログを読んでくださった皆様が、無事故で2025年を走り抜けることを心から願っています。 万が一の時は、まずお電話かお問い合わせフォームからご連絡ください。
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